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✔ 日本の車は安全だと思っている人!
✔ これから自動車業界を志す人!
✔ 自動車を買うか悩んでいる人!
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今回は前職で自動車業界にいた立場から、自動車業界はマジでヤバいし、車自体はもっとヤバいというお話をしたいと思います!
これから就職・転職をしようとしている人は、この記事を読む前と読んだ後で自動車業界に対する印象ががらりと変わるはずですし、車をこれから買おうとする方はぜひ一度検討し直していただきたいという、前職の義理も人情もない内容です!笑
ぜひ最後まで読んでみてください!
Contents
1.なぜリコールは多いのか?
ニュースを聞くたびに「〇〇が△万車のリコールを発表しました」という発表がされている気がしますが、実際はどうなのでしょうか?
過去と比較してみたいと思います!
引用:国土交通省:http://www.mlit.go.jp/jidosha/carinf/rcl/data_sub/data004.html
平成30年間で見てみると、多少の増減はあるものの、右肩上がりで件数・台数ともに増えていることが分かります。
特に平成27年はリコールの対象車が1800万台を超えるという驚きの数字を叩き出しています。ちなみに国内の新車の販売台数は自動車・軽自動車足して年間で約500万台です。
つまり平成27年は1年間で販売された車の総数の丸3年分以上の車がリコール対象となったということになります。
何故このようなことになっているのでしょうか。
実際に自動車業界にいた私なりの見解を述べていきたいと思います!
➀他の会社がリコールを出すから
メーカーはこんなことは口が裂けても言えないと思いますが、他社がリコールを出すことで自社もリコールを出しやすくなっているという傾向を感じます。
毎回、まるで示し合わせたかのように芋づる式にリコールが発表されるのも気になりますが、業界内でもそれは薄々感じていました。
もちろんそんなことが公になることはないので、「たまたま重なっている」というのが各社の見解なんでしょうが、あまりにも不自然ですよね。
リコールが増えたことは賛否両論ありますが、他社動向も含めて昔よりも出しやすくなっていることは間違いないでしょう。
➁SNSの発展と個人の意見の台頭
2つ目に考えられるのは、SNSの発展です。昔は知識のないユーザーを相手にしていましたが、今はあらゆる情報を持ったユーザーを相手にしなくてはならなくなりました。
まして、何か疑問に思うことや不具合があるとSNSで拡散されてしまうので、すぐに社会全体に広まっていくので、各社はその対応に追われることになりました。
そうなると、今まで潜在化していた不具合も顕在化されてきていると言われています。結果として、リコールの増加に繋がっています。
➂技術やノウハウの蓄積がない
一番の問題はこれです。各メーカーで技術の蓄積がなくなっています。どういうことか。
ここで変な質問をしますが、あなたは車は誰が作っていると思いますか?各メーカーの社員だと思っていますよね?
どのような「社員」が車を作っているのでしょうか?実は主にラインに入って作業をしているのは期間工と呼ばれる雇用年数が決まった契約社員です。
この期間工は3年が期限とされることが多いです!
そして、この期間工は雇用期間が終わるとどうなるか。
なんと他の自動車メーカーの期間工になるのです。そうして、ぐるぐる各社を巡回していくので、メーカーではなく、この期間工に技術が蓄積していくのです。
期間工の正社員化への道はなくはないですが、私がいた某メーカーではかなり狭き門でした。感覚的にはバリバリ働く上位正社員くらいの成果を出さないと社員にはなれないイメージ
2.これからもリコールは減らない!
ここまで読んで頂いた方はお分かりだと思いますが、私が思うに今後リコールが減る要素はないです。
情報が拡散する時代に対応した車作りに、各メーカーが追いついていない感はどう考えても否めません。一方で、私たち消費者も何の疑問もなく車に乗れる時代は終わった事を理解しなければなりません。
なんぜ、その車を作っているメーカーの正社員は、自社製品を把握しているとも限らないわけです。
全商品について知識なんて当然持ってないでしょ?とツッコミが入りそうですね。私が言いたいのは、例えば自分が任された「〇〇」という車種の「△△」のパーツのことですら、自分では分からないということです。設計、製作全てを下請けに任せているため、自担当の領域すら即答できない人がたくさんいるということです。
〜車は買う時代から利用する時代へ〜
毎回リコール対応しなければならないとなると、販売店に持って行ったり、代車を手配したりと本当にめんどくさいです。
しかも細かい事を言えば、その販売店に持っていくまでにガソリン代は自己負担ですし、所有者がその料金を負担しなければならないのって、なんだか納得できないですよね。
つまり、リコールが増加することで「車を持つだけでお金がかかる」という状況が更に加速していると言えるのではないでしょうか。
トヨタ:「まだ車買ってるんですか?」
そんな自動車を取り巻く環境の中で、大きな挑戦をしているのがTOYOTAです。なんと「まだ車買ってるんですか?」という自虐にもとれるフレーズをCMで使用しています。
しかし、月に4万円弱なんて一般ピーポーはどう考えたって払えないません。
TOYOTAがこの価格を設定したということは、車を購入すると月に4万円以上の維持費がかかるし、自動車業界がサブスク化しても月に4万円の価格でないと事業として成立しないという、自動車業界の悲鳴そのものなのかもしれません。
しかし、自動車メーカーが設定するような高価格のカーシェアではなく、利用先を吟味することで車を買わずに安く利用することはできます!
リコールが起こる度に販売店に行かなければならない手間もいらず、車検代も不要。それに自分で使いたい時に使えばいいという手軽さと、コストを考えれば当然の選択でもあります。
3.車は本当に買うべきか?
ここまでの内容はいかがでしたでしょうか。価格は高いうえに維持費がかかるなんて、車を所有する意味はもはやなくなりつつあります。
それでもどうしても利用しなければならない人は、レンタカーやカーシェアサービスを検討してはいかがでしょうか?今回は安さがウリの2つのサービスをご紹介します!
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また、カーシェアとは異なり、車はずっと自分の手元に置いておくことができるので、「乗りたいときに車が空いていない!」という不安がないことも魅力的です。
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それでは、本日はここまで!