✔ 「定期借家契約」と言われて「?」な人!
✔ 普通の賃貸契約との違いを知りたい人!
✔ どんな人に向いているのか知りたい人!
こんにちは、タナカです!
今回は賃貸借契約における「定期借家契約って何だ?」についてお届けしたいと思います。賃貸物件を探しているとたまに「定期借家物件です」と記載されていることがあります。
字面だけ見ると「期間が定まった契約なのかなー」とは思うものの、一体どんな契約なのでしょうか。詳しくご説明したいと思います!
Contents
1.定期借家物件ってなに?
定期借家物件とは、文字通り「期間が定まった賃貸借契約をしましょう」という主旨の賃貸借契約を指します。
期間はだいたい2年から3年、長くても5年が一つのスパンとして設定されていることが多く、オーナーが転勤で数年家を空けるときや、数年後に使用したい事情がある際に設定される契約形態です。
それでは、具体的にどんなメリット、デメリットがあるか書いていきたいと思います!
2.定期借家物件のメリットは?
まずはメリットからです!
➀家賃が相場より1割~2割安い!
何といっても一番大きいのが、家賃が安くなるという点です。
定期借家契約の場合、だいたい相場の1割から2割程度安い家賃設定がされています。
限られた期間だけ使用することを視野に入れての契約となるため、オーナーとしては早く入居者を入れたいというニーズが高まります。
そのため、家賃が低く設定されていることが多いのです。
➁契約期間中でも1ヶ月前解約OK!
「定期借家」とありますが、契約期間中に借り続けなければいけないわけではありません。
これは契約書の内容によるところもありますが、基本的には普通の賃貸借契約と同様、解約したい1ヶ月前に予告をすれば解約をすることができます。
契約期間中の解約に関しては、契約書に記載されている内容を確認してみてください。場合によっては「2ヶ月前解約予告」が義務付けられていたり、契約期間中は必ず賃借することといった文言がある場合もあります。その場合、契約書の内容が優先されます。注意しましょう!
3.定期借家物件のデメリットは?
それでは、どんなデメリットがあるか書いていきたいと思います!
➀契約満了後は退去が必須!
定期借家契約の最大のデメリットはこれです。家賃は確かに安くでお得なのですが、基本的には契約満了時点では退去しておかなければなりません。
基本的に更新もないので、継続して住み続けることは原則できません。そのため、居住したい年数がはっきりしていない方には向いていないということです。
基本的に退去しなければなりませんが、場合によっては「再契約」をすることで引き続き居住することができる場合があります。その場合、「再契約手数料」ということで家賃1カ月分を支払うか、もしくはもう一度契約金を納めるかのいずれかをすることで引き続き居住することができます。
➁引越し代が余計にかかる!
デメリット➀と関連性が深いのが、引越しです。当然、「退去」となると引越ししなければならないので、その費用がかさみます。
特に2~3月の繁忙期と呼ばれる時期の引越しともなると、信じられないような価格が提示されてしまいますので注意しましょう。
まとめ:こんな人に定期借家物件は向いている!
さて、いかがでしたでしょうか。
定期借家契約の場合、賃料が安い分、基本的には決められた期間内に出て行かなくてはならないという分かりやすい性質を持った契約形態です。
最終的にまとめると、こんな方に向いていると言えるのではないでしょうか。
➀居住期間が想定できている人!
➁賃料を安く収めたい人!
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