こんな人に読んでほしい!

✔ 敷金・礼金ゼロの物件を探している人!
✔ どうせならオトクに物件を借りたい人!
✔ 契約金が安ければいいと思っている人!

1.敷・礼ゼロ物件が増加しています!

こんにちは、タナカです!

今回は最近増えてきている「敷金・礼金ゼロ物件」について思うところを書いていきたいと思います。実はわたしは普段、年間200件以上の賃貸借契約を見てきている不動産業界にいる人間です。そして、この業界に入って7年ほどになります。

町中の不動産業者でも1人当たり多くても毎月10件程度しか取り扱っていないことを考えると、相当な数を見てきていることを分かっていただけると思います!

そこで最近ますます増えてきている「敷金・礼金ゼロ」物件について思うところを書いていこうと思います。「初期費用がオトクでなんて素晴らしい!」と思う反面、「なにか怪しいにおいがする」というご意見もあるようです。

そんな声に専門家なりに回答していきたいと思います!

➀初期費用はだいたい家賃の5ヶ月分!

まず本題に入る前に賃貸契約を締結するときに、そもそもどれくらいの資金が必要なのか把握しておきましょう。

一般的に賃貸物件を借りるためには家賃の5ヶ月分が必要だと言われています。内訳としてはこんな感じです!

賃貸を契約するときの必要資金

✔ 敷金・・・家賃の1ヶ月
✔ 礼金・・・家賃の1ヶ月
✔ 仲介手数料・・・家賃の1ヶ月+消費税
✔ 契約月賃料・・・契約月の日割賃料
✔ 翌月分賃料・・・家賃の1ヶ月

これ以外にも鍵交換費用やお部屋の消毒費など、諸費用がかさみますので、ざっと家賃の5ヶ月分が契約時には必要だと言われています。

まれに当月分の賃料は当月中に支払うというパターンもありますが、それはかなりのレアケースです。基本はこの5ヶ月がベースになると思っていただいて構いません。

➁敷金と礼金は全く別物!

そうなると、敷金と礼金がゼロだとめちゃめちゃお得だと思いそうなものですが、実はそういうわけでもありません。まずは敷金と礼金の特性についてご説明します。

敷金ってなんだ?

まず敷金とは一言で言うと「返ってくるかもしれないお金」です。

入居者が家賃を滞納したり、故意や不注意で部屋を傷つけたとき、オーナーは敷金から費用を差し引いて入居者に返金するという流れになっています。

逆に言えば、敷金がないと退去時に入居者は清掃費用等を支払わなければならないです。そのため、敷金がゼロか1ヶ月なのかというのは実は大きな差はないのです。

強いて言えば、払うタイミングが入居時なのか退去時なのかってだけなんですね。

「敷金ゼロ」は客寄せパンダであって、実利はそんなにないということをお分かりいただけましたでしょうか。

➂狙うは「礼金・仲手ゼロ」の物件!

ということで狙い目は何かというところですが、礼金と仲介手数料が安い物件を見つけることこそが、オトクに賃貸物件に入れる最大のポイントです。

礼金というのはオーナー様に「入居させてください」という「御礼」をするためのお金であり、基本的に返ってきません。いや、絶対に返ってきません。

仮に契約金だけ支払って入居前にキャンセルになるような場合ですら、礼金は戻ってこないというのが通例となっています。

そしてもう一つ、賃貸契約の際に必ず発生する費用が仲介手数料です。原則「家賃の1カ月分+税」が必要となり、この金額は宅建業法という法律で定められています。

仲介手数料も礼金同様に、一度払うと戻ってこない性質を持っています。

勘のいい人ならもうお分かりだと思いますが、この礼金と仲介手数料という絶対に帰ってこないお金を安くすることこそ、安く賃貸物件を借りるキーになってくるんです!

➃契約金が安い物件で気を付けたいこと!

さて、いよいよ物件を探しましょう!

礼金ゼロ、仲介手数料半額のエ〇ブルやミ〇ミニに行こうと思ったあなた!ちょっと一度落ち着きましょう。

契約金が安いからと言って飛びついてしまうと痛い目に遭ってしまいますよ!

1.安い理由をしっかり把握しよう!

まず冷静に考えましょう。「なぜ敷金も礼金もゼロなんだ」ということです。敷金に関してはゼロでも1ヶ月でも大差はないので別にどちらでも構わないのですが、礼金がゼロってことは他の物件と比べて競争力が低い物件の可能性が高いということです。

こんなポイントはないですか?

✔ 近くが葬儀場とかお墓だったりしませんか?
✔ 実は夜めっちゃ暗かったりしませんか?
✔ 周辺で大きな事件が起こってませんか?

その安い理由をきっちり把握しましょう。

個人的にラッキーだなと思う理由は「1ヶ月空いているから」というパターンです。

1ヶ月空いている賃貸物件なんて星の数ほどありますが、オーナーからしてみると1ヶ月分の賃料が入らないってのは死活問題だったりします。

日々「どうやったら空室を埋めることができるんだろう」という思いのオーナーがやりがちな空室対策ベスト1位、それが「礼金を下げてみる」です。

この回答を引き出せたら、その物件は「アタリ物件」と思ってもいいかもしれませんね。

2.自社付け物件を多く紹介されがち!

エイ〇ルやミニ〇ニは仲介手数料が50%でOKという入居者にとって非常に優しいサービスを展開しています。本当にこういう業者が増えてほしいですね!

・・・はたして、本当にそうでしょうか。

仲介手数料は不動産業者にとって大事な収入源です。それを自ら半分にしてしまうなんて、果たして大丈夫なんでしょうか。答えは簡単です。「大丈夫ではない」です。

じゃ、残り半分はどこからもらっているのか。それはオーナー側から「広告費」という名目で1ケ月分の家賃を受け取っているのです。正直なところ、これがないとやっていけないのが仲介手数料半額をPRする会社の実情です。

となると、自然とエイブ〇やミニミ〇に依頼したオーナーの物件に誘導しがちになってしまうのです。本当に面白いくらいに勧めてきますよ!

そうした対応をされてしまいということも念頭に置いて、お店に行くようにしましょうね!

➄敷・礼・仲手ゼロ専門業者もある!

そうなってくると礼金ゼロの物件になると身構えてしまうかもしれませんが、実はもう最初から「礼金ゼロ」物件しか扱っていない不動産会社があります。

しかも仲介手数料もゼロというちょっと借りる側からすると夢のような契約ですね。

実際にネットで「礼金ゼロ・仲介手数料ゼロ」で調べてみると出てきますので、ぜひチェックし見てください!

➅なんだかんだ契約金が安い物件は人気!

さて、ここまで敷金礼金ゼロの物件について書いてきましたが、いかがでしたか?ポイントは3つです!

気を付けたい3つのポイント!

✔ 敷金がゼロかどうかはどうでもいい
✔ 礼金・仲手が安いところに行こう!
✔ 礼金が安い理由を把握しよう!

この3点を守っていれば、きっとあなただけのお得な物件に巡り合えるはずです!

この記事があなたの物件選びの助けになってくれると私も嬉しいです^^

それでは、本日はここまで!